人気のユロっとおにーが、遂に損切り発動してしましましたね。
みかん♪はユロっとおにーの最新ロジックの他に、みかん♪アレンジの塩漬けver.も継続しています。
塩漬けver.の結果報告と、シミュレーションをまとめてみました。
このブログは、みかん♪が運用するための備忘録としてまとめています。
みかん♪が調べた情報やみかん♪自身の運用データを記録しており、最新の情報・正確な情報でない場合があります。投資はご自身でリスクやコストを確認し納得してからスタートしてください。
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ユロっとおにー みかん♪アレンジver.
ユロっとおにー みかん♪アレンジver. おさらい
まずは毎度おなじみの、ユロっとおにー みかん♪アレンジver.の設定のおさらいです。
この運用はみかん♪が運用中の手動トラリピの設定と相性がよくなるようにアレンジしています。
すべての人に最適な運用方法ではありません。
- 運用口座:ヒロセ通商(LION FX)
- 注文方法:毎朝5:29と3:29指定の時間指定成行注文でエントリー
- 時間指定成行注文時に決済指定をpip差で注文しておく
- ポジション数:最大2~4つまで
- Lot・最大ポジション
- 7.5pips(0.075円)利確 ・・・ 8Lot 2ポジションまで
- 10pips(0.1円) 利確・・・ 6Lot 3ポジションまで
- 15pips(0.15円) 利確・・・ 4Lot 4ポジションまで
売トラリピのヘッジとして運用しており、損切りせずに塩漬けになっても売トラリピで利確があるからOKという考えをもとに運用しています。
あらかじめ決めた資金 = 最悪なくなってもいい金額を決めて、Lot数を計算しています。
みかん♪は利確幅3パターン × エントリー時間2パターンの6セットで運用しており、利益300円 × 6セットの1,800円を週4回ゲットしています。
2024年8月までの検証結果
みかん♪がユロっとおにーの検証を本格的にスタートした、2024年3月~8月の成績です。
- 保有日数 ※営業日(土日を含まない)で計算しています。
- ★・・・1日(翌日決済)
- ○・・・0日(当日決済)・2日
- △・・・3 ~ 5日
- ×・・・6日以上
- NG・・・損切・利確レート引き下げ
勝率は利確(プラス決済)と損切(マイナス決済)の割合です。
成績表は勝ち→★〇・引き分け→△×・負け→NGで計算しています。
5:29エントリー +214,933円
まずは、みかん♪が検証当初から運用している5:29エントリーから確認してみます。
5:29エントリー
利確幅 | 回数 | 保有日数 | 売買損益 | スワップ | 決済損益 | 勝率 | 成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
7.5pips | 68 | 72日 | 752 | 25,296 | 26,456 | 98.53% | 66勝1敗1分 |
10pips | 100 | 167日 | 38,114 | 41,820 | 79,730 | 99.00% | 94勝1敗5分 |
15pips | 100 | 247日 | 66,298 | 42,449 | 108,747※ | 99.00% | 89勝1敗10分 |
105,164 | 109,565 | 214,933 |
※7月23日の5:29エントリーの15pips利確が未決済なので、現在の含み損で計算しています。
火曜日(水曜日早朝)エントリーの保有日数が短いことがわかりますね。
Lotを小さくしてから損切りされたので、損益金額トータルではプラスになっています。
みかん♪は運用できる資金が少ないので、検証パターンを増やしてトレードするにはLotを調整する必要があります。
そこで、それぞれの設定で利益1,500円になるようにLotを変更し、最大ポジション保有時には1Lotで運用したシミュレーションをしてみました。
- 利確1,500円シミュレーション
- 7.5pips利確 ・・・ 20Lot
- 10pips利確 ・・・ 15Lot
- 15pips利確 ・・・ 10Lot
1,500円シミュレーション
利確幅 | 1Lot損益 | 決済損益 | スワップ | 損益 |
---|---|---|---|---|
7.5pips | -2,106 | -76,120 | 34,000 | -42,120 |
10pips | 1,486 | -28,965 | 51,255 | 22,290 |
15pips | 6,376 | 15,150 | 47,107 | 62,257 |
-89,935 | 132,362 | 42,427 |
オマケの受取スワップが貢献してくれていますね。
3:29エントリー -150,839円
2024年7月からスタートした3:29エントリーも確認してみましょう。
3:29エントリー
利確幅 | 回数 | 保有日数 | 売買損益 | スワップ | 決済損益 | 勝率 | 成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
7.5pips | 32 | 17日 | -53,624 | 2,040 | -49,168 | 96.88% | 31勝1敗0分 |
10pips | 32 | 25日 | -53,868 | 2,652 | -50,271 | 96.88% | 31勝1敗0分 |
15pips | 32 | 34日 | -53,984 | 2,584 | -51,400 | 93.75% | 30勝2敗0分 |
-161,476 | 7,276 | -150,839 |
運用開始まもなく損切りになってしまい、損失を取り返すためにはまだ時間がかかりそうです。
5:29エントリーと合わせたらなんとかプラス
検証データが少ないですが、2日間で決済できた確率です。
火曜日と木曜日の全ての利確幅が2日以内に決済されています♪
水曜日(木曜日早朝)のエントリーの成績が良く、7.5pips利確全て当日決済されています♪
ヒロセ通商のぞろ目キャンペーンに挑戦するなら水曜日(木曜日早朝)の3:29エントリーがいいかも。
1,500円シミュレーション
利確幅 | 1Lot損益 | 決済損益 | スワップ | 損益 |
---|---|---|---|---|
7.5pips | -6,264 | -131,060 | 5,780 | -125,280 |
10pips | -8,319 | -131,670 | 6,885 | -124,785 |
15pips | -12,533 | -131,960 | 6,630 | -125,330 |
-394,690 | 19,295 | -375,395 |
2024年8月の日本版ブラックマンデーのときに1設定7万円で損切りしたので、利益1,500円の設定だと18万円の損切になりました。
利益1,500円のシミュレーションでは、かなりのマイナスです。
エントリー時間によるエントリーレートの比較
せっかくなので3:29エントリーと5:29エントリーのどちらが安値でエントリーできるのか、2パターン検証した2カ月間の結果を確認してみます。
- トレード32回のうち
- 5:29エントリーの方が高値 ・・・ 18回
- 5:29エントリーの方が安値 ・・・ 13回
- 同値 ・・・ 1回
『3:29の方が安値でエントリーしやすい』という情報通りの結果になっています。
グラフでもまとめてみました。
水色は5:29エントリーの方が3:29エントリーより安値の時のレート差(pips)の平均で、逆にピンク色は高値の時のレート差(pips)の平均です。
そして、黄色はそれぞれのレート差(pips)の最大値を表示しています。
エントリー時のレートの差です。3:29 ~ 5:29の間の最高値・最安値ではありませんので、要注意です。
2時間の間でこれだけレートの差が出るという目安になるかな。
みかん♪のトレードした感覚ですが、3:29エントリーしたポジションは5:29までに利確されることが多い印象を持っていて、5:29エントリーを第2ラウンドって呼んでます。
5:29エントリーが高値の場合のレート差の平均が12.11pipsと7.5pips以上であることからも、みかん♪の印象通りかなと思っています。
どちらも好調なので、エントリー時間の検証は続けていきます。
今後のユロっとおにー みかん♪アレンジver.
前回の記事で、『毎月の集計の記事化は一旦ストップして、新たな気づきがあれば記事化したいと思います。』とみかん♪は宣言していました。
今回この記事を書いたのは、❶ユロっとおにーの最新ロジックで初めての損切があったこと、❷塩漬けver.も損切りされたこと、2つの大きな出来事があったのが理由です。
課題:損切幅を決める。
みかん♪は損切幅を許容できる損失額と注文可能なLot数から算出していました。
実は、損切幅にあんまり根拠がなかったのです。
そんな感じだったので、今回初めて損切が発生した時に「思ったより損失が大きいな」と感じて運用データを見直すことにしました。
みかん♪お気に入りの10pips利確の設定を基準にして、損切幅を決めることにしました。
勝率から損切幅を計算する
- 10pips利確の勝率
- 5:29エントリー ・・・ 99.00%(94勝1敗5分)
- 3:29エントリー ・・・ 96.88%(31勝1敗0分)
どちらも勝率95%を超えているので、勝率95%で利益が残る計算を考えてみます。
勝率95%だと、20回のうち利確19回・損切1回の計算になります。
- 利確10pips × 19回 = 190pips → 損切190pips × 1回
損切幅190pipsだとちょっと少ない気がする。
すぐ損切りになりそう。
最大ドローダウンから損切幅を計算する
運用スタートしてから10pips利確の最大ドローダウンも確認してみます。
表の通り579.5pipsが最大ドローダウンなので、2ポジションで600pips以上(1ポジションあたり300pips)にしておかないといけないということがわかります。
- 利確10pips × 38回 = 380pips・損切300pips × 2回 = -600pips ・・・ -220pips
15Lotで運用して毎日1,500円利確していても、1回の損切りで9万円損失が発生します。
運用スタート時は円安トレンドで利確を毎日積み重ねることができましたが、今後は円高になると損切りも月1回程度発生すると見込んでます。
やっぱり、ユロっとおにー塩漬けver.単体では厳しいです。
みかん♪お気に入りの10pips利確を基準に考えてみます。
- 10pips利確 900pips × 6Lot = 54,000円
- 1ポジションのLot ・・・ 6Lot
- 最大保有ポジション数 ・・・ 3
- 1ポジションの損切幅 ・・・ 300pips
想定される損失54,000円をもとに、7.5pips利確・15pips利確で計算してみます。
- 7.5pips利確 675pips × 8Lot = 54,000円
- 1ポジションのLot ・・・ 8Lot
- 最大保有ポジション数 ・・・ 2
- 1ポジションの損切幅 ・・・ 337.5pips
- 15pips利確 1,350pips × 4Lot = 54,000円
- 1ポジションのLot ・・・ 4Lot
- 最大保有ポジション数 ・・・ 4
- 1ポジションの損切幅 ・・・ 337.5pips
わかりづらいので保有ポジションの平均レートからの損切幅を、保有ポジション数ごとにまとめてみました。
ポジション数 | 7.5pips利確 | 10pips利確 | 15pips利確 |
---|---|---|---|
1 | 675pips | 900pips | 1,350pips |
2 | 337.5pips | 450pips | 675pips |
3 | – | 300pips | 450pips |
4 | – | – | 337.5pips |
例えば、10pips利確の場合、1ポジションを150.0で塩漬け→141.0で損切になります。
その後、2ポジション目148.0で塩漬け→平均レートが149.0→144.5で損切になります。
さらに、3ポジション目146.0で塩漬け→平均レートが148.0→145.0で損切りというようにポジション数によって損切幅を変更していきます。
感想:売トラリピのヘッジとしてならアリ。
みかん♪がユロっとおにーを始めたのは、売トラリピのヘッジになるかもしれないと思ったのがスタートでした。
ユロっとおにーが好調な時は利益はおこづかい、ユロっとおにーがピンチの時は売トラリピの利確益 & 含み損の縮小でカバーできると考えました。
お試し期間を含めて9カ月間運用してきて、『売トラリピのヘッジとしてならアリ』との考えは変わっていません。
むしろ、売トラリピとセットでないと難しいかも・・・
みかん♪は売トラリピのくるくるワイドを運用しており、前もって複利買ポジションを追加する注文を入れていました。
ユロっとおにーを始めたときにその注文を取り消してなかったため、7月後半の円高時にどんどん買ポジションが追加されて買ポジション過多になり含み損が膨らんでいきました。
想定外のポジションを管理をするのが難しく、大きな値動きで含み損の増加による精神的負担が大きくなってきたので、一回仕切り直しました。
売トラリピを続けることができていたらユロっとおにーの損切分をもう少しカバーできたはずで、売トラリピの利益がユロっとおにーの損失をどれだけカバーできていたかの検証もできたと反省しています。
これ以上は、タラレバの話になってしまいます。
みかん♪は自分の運用データからでしか検証できませんので、裏付けとなる運用データが揃うまでは続ける予定です。
ユロっとおにーが損切されたときに売トラリピでどれだけ利確があったのか?ユロっとおにーの勝率はどれくらいなのか?などなど確認しようと考えています。
損切ルールを設定したので、売トラリピに相性のいいユロっとおにーの設定を検証していきます。
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