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S&P500積立 & トラリピ by 代用有価証券 を始めました♪ 2021年6月スタート!!

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 みかん♪は以前から塩漬け中の優待目的の国内株を元手に、マネーパートナーズでFXをトレードしてきました。代用有価証券が利用できるパートナーズFXの口座は1万通貨単位でしか取引できず、1,000通貨単位で取引できる業者を探していたところ、あるブログでauカブコム証券が紹介されていました。 

 そのブログでは、代用有価証券を利用してS&P500に連動したETFを元手に、EUR/JPYをトレードする方法が紹介されていました。コロナショックの株価の大暴落を見事に乗り越えたその手法は、みかん♪が目指していたトレード手法でした。

 みかん♪でも無理なくトレードできるように、少額積立バージョンにアレンジしてみます♪

目次

毎月4万円で海外株ETFを購入する。

投資比率は 米国株 50% 先進国 25% 新興国 25%

  1. 取引手数料無料のフリーETF。
  2. 純資産額が大きな流動性の高いETF。
  3. 信託報酬が安いETF。
  4. 取得単価が安く、少額で購入できるETF。
  5. 為替ヘッジなしのETF。

 上記の条件で、選びました。100%全力で米国株ETFに投資してもいいのですが、リスク分散と勉強のために先進国と新興国のETFも保有することにします。

  • 1655 iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF 50%
  • 2518 NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信 25%
  • 1658 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF 25%

1655 iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF

  • 純資産 30,590百万円(7/1時点) 信託報酬 0.0825% 決算月 2,8月

 現在価格は 3,460円。毎月2万円分を積み立てるので、毎月5~6口取得していきます。

2513 NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信

  • 純資産 11,346百万円(7/1時点) 信託報酬 0.187% 決算月 3,9月

 現在価格は 1,531円。毎月1万円分を積み立てるのですが、取引単位が10口なので、3か月で10口を2回ずつ取得していくことになります。

1658 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF

  • 純資産 5,348百万円(7/1時点) 信託報酬 0.253% 決算月 2,8月

 現在価格は 2,484円。毎月1万円分を積み立てるので、毎月4~5口取得していきます。

EUR/JPYのSトラリピで運用する。

株安と円高は同時に起きやすい → FXでは円売りトレードをする。

 直近の株価暴落といえば、コロナショック。コロナショック発生時のクロス円の通貨ペアを振り返ってみると、下記のように円高になっていました。(auカブコムFX 日足チャートより)

  • USD/JPY 112.227 (20/2/20) → 101.183 (20/3/9) の約11円
  • EUR/JPY 122.878 (20/1/16) → 114.433 (20/5/6) の約8円
  • GBP/JPY 144.967 (20/2/21) → 124.177 (20/3/18) の約20円

ETFの取得額の50%を証拠金にします。

 auカブコムFXの代用有価証券は、掛目の70%をFXの証拠金として利用できます。

 日々変わる評価額から計算する方法は計算が煩雑になり、ほぼほったらかしを目指しているみかん♪のトレード方針には合いません。ETFの取得金額から計算する方法なら、ETF購入時の月1回の資金管理でOK!! 半分なので、計算も簡単です。

 証拠金をETFの取得金額の50%で計算することで、取得価格の30%の下落まで耐えられるように余裕を持たせています。

手動でトラリピします。

手動トラリピのメリット

  1. 設定を自由に変更できる
  2. 手数料が安い
  3. トラップ数を少しずつ増やすことができる 

手動トラリピのデメリット

  1. 手動なのでめんどくさい
  2. 注文を間違える可能性がある

 手動トラリピのメリット・デメリットを挙げてみましたが、デメリットはそんなに大した問題ではないと考えています。トラップの利確幅を広めにとるので、週1~2回程度の決済を想定しています。注文回数も多くないので、注文を間違える機会も少ないのではないかと考えています。

EUR/JPYのSトラップを選びました

値動きが大きくもなく、小さくもなく、程よい

 USD/JPYのレンジは狭いですが、日々の値動きが小さいので、利確幅を小さくする必要があります。GBP/JPYのレンジはとても広く、トラップ間隔を拡げたり、証拠金を増やす必要があり、資金効率が良くありません。

 EUR/JPYは、現在 131.733。コロナショックの最安値 114.433 から17円、円安になっています。日々の値動きが1円前後なので、1円利確のトラリピだと程よく利確できそうな気がします。

売ポジションでもスワップが受け取れる。

 現在、USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPYのうち売ポジションでスワップが受け取れるのは、EUR/JPYのみです。 

 マイナススワップは嫌いです。トラリピは安値のポジションを長期保有することもあるので、なるべくスワップを受け取りたいと考えてしまいます。

トラリピのロスカット値は 150.0 に設定。

 過去10年間のEUR/JPYの最高値は、149.809 (2014年2月) でした。(auカブコムFX EUR/JPY月足チャートより)

 2008年7月に169.980の高値を記録しているので、ロスカットレート150.0では心配になるかもしれません。

  1. ETFの値上がり分で様子見
  2. ETFを決済して証拠金額を増やす → ひたすら耐える
  3. トラリピの一部を決済した利確損と同額の利益が出るようにETFを売却する → こまめに仕切り直し

 今考えられるのは3パターンです。

 もともとETFの取得金額の50%を元手にトラリピを運用しており、150.0に到達→即ロスカットにならないように余裕をもたせています。

 ①のパターンでは、ETFが値上がりしていたら証拠金に算入される金額も増えるので、そのまま何もせず様子見も可能です。 

 ①でダメそうなら、②ETFを売却することで証拠金に算入される金額が70%から100%に増えるので、少しずつ決済していくのが現実的かと思います。実際では、ETFを売却した金額がFXの口座に証拠金として入金されるまでに数日かかります。

 ②でもピンチの時は、トラップを決済して必要証拠金を少なくして維持率を上げていきます。 ③のように、トラリピを損切りして必要証拠金を減らすことから始めることもありだと思います。

 ロスカットレートに近づいたとき、ETFがどれだけ値上がりしているかで、対処法を考えても良さそうです。

1Lot=1,000通貨 100pips利確 トラップ間隔は臨機応変に

 始めたばかりで資金も少ないので、1Lot=1,000通貨でトラップを仕掛けていきます。

 利確幅は100pips。1日の値幅に近い幅に設定しました。

 トラップ間隔は、基本50pips間隔にしています。

 ETFを積立した時に同時にEUR/JPYのレートの上下にトラップを仕掛けます。現在131.733なので、131.5と132.0にトラップを仕掛けます。どちらかが新規約定したら、残りのトラリピ注文は取り消してもいいし、証拠金に余裕があればそのまま残しておいてもOK。

 広い範囲にまんべんなくトラリピ注文を入れることよりも、現在のレート付近の狭い範囲にトラップを張って利確することを考えます。今のレートから離れたレートのトラップは必要でしょうか?そのトラップで拘束された資金を、利益を発生させる可能性が高いトレードに使うほうが資金が増えやすいと思いませんか?

 EUR/JPYが円高になったら、そのまま50pips間隔のトラップで追従してもいいし、100pips間隔に変更して、反発に備える方法も取れます。その時の資金量やレートによって臨機応変な変更ができるのが、手動トラリピのメリットだと思います。

トラリピ利益とETFの分配金でETFを追加購入する。

 トラリピの利益とETFの分配金を利用して、ETFを追加購入します。 

 投資比率は 米国株 50% 先進国 25% 新興国 25% と積立と同じ比率にします。

 毎月4万円分の積立分にトラップ利益を合計した金額で、ETFを購入していきます。

実際にトレードしてみた。

 ここまで長々書いてきた内容を、実際にトレードしてみました。

4万円を元手にETFを購入しました。

2021年6月分 ETF購入

  購入数単価取得価格取得価格×50%
1655米国株53,34016,7008,350
2513先進国株000
1658新興国株42,4579,8284,914
    26,52813,264

 先進国株ETFは1万円では購入できなかったので、今回購入は見送っています。

  • 40,000円(積立金額)- 26,528円(今月購入金額) = 13,472円(現金残)

 現金残の13,472円は、翌月のETF購入資金に繰り越します。それまではトラリピの証拠金に使用します。

  • 13,472円(現金残)+ 13,264円(取得金額×50%) = 26,736円(トラリピの証拠金)

26,736円を元手にトラリピを仕掛けます。

 6/21にトラリピを仕掛けたとき、EUR/JPYのレートは131.50付近でした。

2021年6月分 EUR/JPYトラリピ注文

新規決済Lot150.00
含み損
必要証拠金使用資金
132.00131.00-1,000-18,0005,28023,280
131.00130.00-1,000-19,0005,24024,240
  -2,000-37,00010,52047,520

 資金が少ないので、131.50の上下の100pips幅でトラップを仕掛けました。

 トラップ1本につき約24,000円が必要です。(150.0の含み損 + 必要証拠金)

 1本新規約定したあと残りの注文を取り消すつもりが、その日は値動きが大きくてトラップ2本とも約定してしまいました。このまま2本とも保有したときのロスカットレートは140.00、8円の逆行まで耐えられます。次月仕掛けるトラップの本数で調整できると考え、そのまま2本とも保有することにしました。

 EUR/JPYのSトラリピ注文については、資金効率の良い注文方法をいろいろ検討していこうと思います。

 

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